ネルシャツの適切な洗濯方法は?ネルシャツをずっと大事に使いたいあなたへ

ネルシャツは秋冬のファッションで大活躍するアイテムです。自分が気に入っているネルシャツはできるだけ長持ちさせたいものですよね。

ここではネルシャツを長持ちさせる適切な洗濯方法をご紹介します。また、ネルシャツのお手入れについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ネルシャツとは?

ネルシャツの適切な洗濯方法を考える前に、ちょっとだけネルシャツについて理解を深めておきましょう。ネルシャツのお手入れを考えるヒントになります。

「ネルシャツ」は略称で、「フランネルシャツ(Flannel Shirts)」が正式名称です。つまり、フランネル素材でつくられたシャツのことを指しています。

フランネルとは16世紀にイギリスのウェールズ地方で生産が始まった毛織物のこと。表面が起毛しているため、保温性が高く、非常に肌ざわりがよいのが特徴です。

もともとフランネルは毛(ウール)でつくられていましたが、現在では綿(コットン)がほとんどです。日本で非常に有名になっているUNIQLOのフランネルシャツも、基本的に素材は綿(コットン)です。

また、ネルシャツは何となくチェック柄というイメージがありますが、フランネルは単なる素材の名称ですから、他にも無地・ストライプ・小紋柄・格子柄・花柄などのものもあります。

ネルシャツの適切な洗濯方法とは?

洗う

一般的なネルシャツは洗濯機にかけることができます。ただ例外もありますので、まずはご自身のネルシャツの洗濯表示を確認してみてください。ここではネルシャツを洗濯機にかける前提で手順をご紹介していきます。

まずネルシャツを洗濯機にかける場合には、必ず洗濯ネットに入れましょう。他の洋服と擦れると繊維がダメージを受けてしまうからです。洗濯ネットはダイソーなどの100円ショップに売られているもので十分です。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ネルシャツを洗濯ネットに入れる前に、ボタンはすべて留めておきます。そして、ネルシャツを裏返してからたたんでください。そうすれば、ネルシャツへの摩擦を最小限に抑えられます。

あとは普通にネルシャツを洗濯機にかけるだけです。このとき、洗濯機のソフトモードなどを使うとよいです。基本的に洗剤は何を使ってもよいですが、できれば柔軟剤は入れましょう。ネルシャツにシワや毛羽立ちができづらくなります。また、ネルシャツの脱水時間はいつもより短くするのがおすすめです。

ネルシャツの洗濯表示で手洗いが推奨されていることがありますが、洗濯機のソフトモードなどを選べばそれほど問題はないでしょう。わたしはそのようなネルシャツも洗濯機のソフトモードで対応していますが、特にネルシャツが傷んだことはありません。ただ最終的には自己責任でお願いします。

乾かす

ネルシャツを洗濯後(脱水後)に放置してしまうとシワになりやすいですから、すぐにハンガーなどに吊るしましょう。

そして、このネルシャツを干す前にシワを伸ばす工夫が非常に大切です。ここでしっかりとシワを伸ばしておけば、ネルシャツにアイロンをかける必要はほぼなくなります。

STEP1.振りさばく
まずネルシャツの端を両手で持って、上から下へバサッと何度か振りさばきます。全体の大きいシワをとります。

STEP2.引っ張る
襟・袖・前立てなどの縫い目がたくさんあるところは、シワが残りやすいです。ピーンと何度か引っ張ることで、シワを引き延ばします。

STEP3.叩く
ネルシャツを叩くことで表面のシワを伸ばします。手のひら全体で両側から挟むように叩きましょう。ハンガーに吊るしてからのほうがやりやすいです。

アイロンをかける

前述の通り、ネルシャツは洗濯後にしっかりとシワを伸ばしておけば、アイロンなしで十分に着用できるレベルになります。ただもっとシワを伸ばしたいという方は、サッとアイロンをかけるとよいです。

ネルシャツにアイロンをかけるときは、まず適当なハンカチなどをあてましょう。ネルシャツの素材への負担を和らげるためです。そして、スチームをあてながらアイロンをかけます(もちろん、霧吹きで水をかけるのでもOKです)。襟・袖・前立てなどシワになりやすいところを重点的にアイロンをかけるとよいです。

このとき、あまりにアイロンをぐりぐりと押し付けてしまうと、ネルシャツの特徴である起毛が寝てしまいます。ネルシャツの持つ雰囲気を殺さずにシワだけをとるには、ふんわりとアイロンをかけるのがコツです。

ネルシャツの洗濯頻度の目安とは?

ではネルシャツはどのくらいのペースで洗濯すればよいのでしょうか?ここでは一般的なネルシャツの洗濯頻度の目安をご紹介します。

Tシャツタイプのインナーなどの上にネルシャツを着ると、襟や袖が直接肌にふれます。このような場合には身体から出た皮脂がつきやすいので、ネルシャツをおおよそ3回くらい着用したら洗濯するのが目安です。

一方、パーカーやタートルネックニットなどの上にネルシャツを着るのであれば、襟や袖が直接肌にふれることはあまりないでしょう。このような場合には身体から出た皮脂はあまりつかないので、ネルシャツをおおよそ5回くらい着用したら洗濯するのが目安です。

ただこれはあくまで一般的な目安でしかありません。個人で価値観は違いますので、正しいネルシャツの洗濯頻度というものは存在しません。

いつも清潔なネルシャツを着ていたい方は、毎回洗濯に出してもよいでしょう。ただ洗濯頻度が高くなると、ネルシャツの寿命は確実に短くなります。どれだけ注意していても、ネルシャツは洗濯されるたびに素材が消耗されるからです。したがって、ネルシャツをできるだけ大事に使いたい方は、あまり頻繁に洗濯しないほうがよいかもしれません。

ネルシャツの清潔さと寿命とのバランスを考えた上で、ご自身に合ったネルシャツの洗濯頻度を決めてみてください。

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ネルシャツを長持ちさせるためのお手入れQ&A

ネルシャツを洗濯すると縮むの?

できれば洋服は新品のときと同じサイズ感で着たいものですよね。ではネルシャツは洗濯すると縮んでしまうのでしょうか?

一般的にネルシャツは綿(コットン)や毛(ウール)などの天然素材でつくられていますから、日常的な洗濯などでちょっとは縮みます。しかし、再び着ているうちにおおよそ元々のサイズ感に戻っていきますので、ネルシャツが洗濯で縮むことはそれほど気にする必要はないでしょう。

ネルシャツを洗濯すると色落ちするの?

ブラック、ブラウン、ネイビー、モスグリーン、ワインレッドなどなど…。ネルシャツには濃色を使ったものもたくさんあります。ではネルシャツを洗濯すると色落ちしてしまうのでしょうか?

確かにネルシャツは洗濯で色落ちしやすいです。ただネルシャツは色落ちを含めて自然な変化を楽しむ洋服でもありますから、あまり色落ちに過敏になる必要はないかと思います。ネルシャツをできるだけ色落ちさせたくない方は、前述のように洗濯前に必ずネットに入れましょう。それだけでネルシャツの色落ちをだいぶ抑えられます。

それよりも他の洋服への色移りには十分に注意しましょう。濃色のネルシャツは最初の2~3回は単体で洗濯したほうが安心です。何回か洗濯を繰り返していると、ほとんど色落ちしなくなってくるため、そのあとは他の洋服と一緒に洗濯しても問題ありません。どうしても心配な方は淡色の洋服との洗濯を避けるとよいでしょう。

ネルシャツを乾燥機にかけてもいいの?

洋服を乾かす時間を短縮するために、普段から乾燥機を使っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。ではネルシャツを乾燥機にかけてもよいのでしょうか?

ネルシャツは乾燥機にかけてはいけません。ほとんどのネルシャツは「乾燥機(タンブラー)のご使用はお控えください」と洗濯表示に書かれているはずです。

ネルシャツを乾燥機にかけると、乾燥機の高熱と機械的作用で縮んでしまいます。もともとのサイズよりもだいぶ小さくなってしまいますので、ご自身では着られなくなってしまうかもしれません。また、ネルシャツの表面が毛羽立ってしまったり、襟や袖がよれてしまうこともあります。

ネルシャツの毛羽立ちを直すには?

ネルシャツの毛羽立ちを改善するには、シンプルに洋服ブラシをかけるのがよいです。ただ「洋服ブラシを持っていない」という方も安心してください。実はネルシャツを食器用スポンジで擦ると、洋服ブラシと同じような効果が得られます。

食器用のスポンジのガサガサしているほうで、ネルシャツの毛羽立ちが気になるところをふんわりと擦ってみてください。洋服ブラシと同じように繊維の毛先を整えてくれるので、ネルシャツの毛羽立ちが目立たなくなります。

ただしあまり力を入れすぎないようにしましょう。ネルシャツの生地を傷めてしまう可能性があります。

ネルシャツの襟や袖の皮脂汚れを落とすには?

洋服はずっと使っていると襟や袖の皮脂汚れが落ちづらくなってきますよね。もちろん、ネルシャツも例外ではありません。濃色のネルシャツだとあまり目立ちませんが、淡色のネルシャツだと非常に目立ってきます。ではネルシャツの襟や袖の皮脂汚れを落とすにはどうしたらよいのでしょうか?

ネルシャツの襟や袖の皮脂汚れを落とすには、実は普通の「石鹸」が効果的です。というのも、石鹸は主に人間の身体から出た皮脂を落とすためのものだからです。その他にもハンドソープやボディーソープなどの人間の皮膚を洗うものなら、基本的に何でも効果があります。

では具体的な手順を確認していきます。まずネルシャツの皮脂汚れが気になるところに石鹸と水をつけましょう。そして、そこを繊維から皮脂を押し出すイメージで何回か叩いてあげてください。あとはネルシャツを通常通り洗濯するだけです。完全にネルシャツの皮脂汚れを落とすのは難しいですが、だいぶ目立たなくなるはずです。

ただ洋服についた皮脂は長時間放置していると、次第に繊維の奥に入り込んでいくため、どんどん落ちづらくなっていきます。ネルシャツの襟や袖の皮脂汚れが石鹸でも落ちないときは、クリーニング屋さんに相談してみましょう。

最後に

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いかがでしたか?ネルシャツの適切な洗濯方法などをご紹介してきました。ネルシャツは普段の洗濯などをちょっと工夫するだけで非常に長持ちしますので、ぜひ大事に使ってあげてくださいね。

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