普段は料理に高野豆腐をあまり使わない方は、意外と高野豆腐がスーパーのどこにあるかを見つけづらいかもしれません。ここでは高野豆腐の売り場がスーパーのどこにあるのかをお伝えします。
高野豆腐の売り場はスーパーのどこにあるのか?
一般的に高野豆腐はスーパーの乾物売場に置いてありますので、ぜひ探してみてください。
乾燥ワカメ、乾燥コンブ、干し椎茸、切り干し大根、鰹節、春雨、干瓢などと一緒に置いてあるかと思います。
高野豆腐はその名称からついつい普通の豆腐や納豆、油揚げなどの売り場に置いてあるイメージがあるかもしれません。
しかし、豆腐を凍結・低温熟成させた後に乾燥させた食品ですので、一般的にスーパーでは乾物売場に置いてあるのです。スーパー側としても乾燥食品はまとめておいたほうが品質管理がしやすいのでしょう。
高野豆腐を水に戻す方法は?
高野豆腐は乾燥食品なので、一般的な料理で使うときにはまず水に戻す必要があります。ここでは高野豆腐を水に戻す方法を確認しておきます。
高野豆腐を中度のお湯で戻す方法
2.バットに約50℃のお湯を注ぎ入れる(高野豆腐がしっかりとお湯に浸かるように十分な量のお湯を注ぐ)
3.高野豆腐をお湯につけたままで約20分ほど置いておく
4.お湯を捨てて、新しい水で高野豆腐を洗う
5.もう1度新しい水で高野豆腐を洗う
6.高野豆腐を両手のひらで挟むようにして水分を絞る
7.高野豆腐を適当なサイズに切って使う
高野豆腐をお湯に戻すときには、高野豆腐がしっかりとお湯に浸かるようにしましょう。高野豆腐が浮いてしまう場合は適当なお皿などで上から固定します。
高野豆腐はしっかりと洗うことで余計な苦味がとれるので、美味しさが上がります。また、高野豆腐を洗った後に水気を切ることで、料理の味が薄まるのを防げます。
高野豆腐を電子レンジで戻す方法
2.高野豆腐を水から取り出す
3.電子レンジ対応のお皿などに高野豆腐を乗せたらラップをかける
4.電子レンジで高野豆腐を約2分加熱する(500Wの場合)
5.高野豆腐を適当なサイズに切って使う
高野豆腐を水に戻す時間を短縮したい場合には、電子レンジを活用するのがおすすめです。ただ高野豆腐を加熱しすぎると崩れやすくなりますので、注意が必要です。
高野豆腐を熱湯で戻す方法
2.鍋の水が沸騰したらフタをしてそのまま強火で1~2分おく
3.ザルなど高野豆腐の水を切る(高野豆腐が崩れないように注意する)
よく高野豆腐のパッケージには「熱湯を使用しないでください」というような注意が書かれています。これは高野豆腐が熱でやわらかくなりすぎることで崩れてしまうからです。
しかし、あえて高野豆腐を熱湯で戻すと、普通の豆腐と似たプルプルとした食感になります。普通に湯豆腐のように食べてもよいですし、味噌汁やスープのグザイにしてもよいです。
ただ普通の豆腐のように崩れやすくなるため、料理によっては扱いづらくなってしまいます。
高野豆腐の適切な保存方法は?
高野豆腐はパッケージが未開封の場合には常温で保存できます。高野豆腐は光に当たると酸化が進みますから、直射日光の当たらないところで保管しましょう。高野豆腐のパッケージが未開封の場合、賞味期限はおおよそ5~6か月です。
一方、高野豆腐のパッケージを開封済の場合には常温で保存できなくなります。ジップロックなどの密閉できるものに入れた上で、冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵庫で密閉容器に入れておけば、おおよそ1か月ほど保存しておけます。ただ高野豆腐の風味は落ちていきますから、できるだけすぐに食べきってしまうのがよいです。
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