普段はきくらげを料理にあまり使わない方は、意外ときくらげがスーパーのどこにあるかを見つけづらいかもしれません。ここではきくらげがスーパーでどこの売り場に置いてあるかをお伝えします。
目次
きくらげはスーパーでどこの売り場に置いてあるのか?
- 生きくらげ
- 乾燥きくらげ
きくらげには主に上記の2種類があります。一般的に生きくらげと乾燥きくらげはスーパーでの売り場が違います。
生きくらげはスーパーのどこの売り場に置いてあるのか?
もし生きくらげをスーパーが取り扱っていれば、普通は生鮮食品のキノコ売り場に置いてあります。マイタケ、シメジ、シイタケ、エノキ、エリンギなどと一緒に並んでいるはずです。
ただ生きくらげは普通のスーパーではあまり取り扱っていません。生きくらげが市場にそれほど出回っていないからです。生きくらげは生鮮市場などでなければ手に入りづらいでしょう。
乾燥きくらげはスーパーのどこの売り場に置いてあるのか?
一方、一般的に乾燥きくらげはスーパーの乾物売場に置いてあります。乾燥椎茸、乾燥ワカメ、乾燥コンブ、切り干し大根、鰹節、春雨、干瓢などと一緒に並んでいるはずですので、ぜひ探してみてください。スーパー側としても乾燥食品はまとめておいたほうが品質管理がしやすいのだと思います。
乾燥きくらげは長期保存できるため、一般的なスーパーでも取り扱いやすい商品です。一定の規模のスーパーはおおよそ乾燥きくらげを取り扱っています。
どうしてもきくらげを見つけられない場合には、スーパーの店員さんに聞いてみるとよいかもしれません。一般的にそれほど頻繁に料理に使う食材ではないですから、特別恥ずかしがる必要はないと思いますよ。
きくらげはその名前の印象から海の生きものというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はキノコの仲間です。木に耳のような形で生えているため、漢字では「木耳」と書きます。
きくらげは英語だと「wood ear mushroom」「jew’s‐ear mushroom」「cloud ear mushroom」などと表現します。やはり「ear(耳)」という単語を使うようですね。
きくらげの値段の相場は?
生きくらげの値段の相場は?
生きくらげはそれほどたくさん市場に出回っていないので、値段の相場をお伝えしづらいです。生きくらげの産地や時期によっても左右されるでしょう。
ただ生のきくらげは国産のものしか出回らないと思いますから、おそらくお値段も高いかと思います。
乾燥きくらげの値段の相場は?
中国産の乾燥きくらげの値段の相場は約300~500円/100gくらいです。一方、国産の乾燥きくらげの値段の相場は約1,500~2,500円/100gくらいです。
国産の乾燥きくらげは中国産の乾燥きくらげの約5倍の値段です。国産の乾燥きくらげは高級品ですね。
中国産の乾燥きくらげしか置いていないスーパーもありますし、国産の乾燥きくらげしか置いていないスーパーもあります。また、中国産と国産のどちらの乾燥きくらげも置いているスーパーもあります。
わたしはどちらも食べてみたことがあります。正直なところ、どちらも味はあまり変わらないと思いました。特にこだわりがなければ、中国産の乾燥きくらげでよいかと思います。安心感を買いたい方は国産の乾燥きくらげを選ぶのもありなのかもしれません。
きくらげはどんな料理に使えるの?
きくらげはコリコリとした特徴的な食感が料理のアクセントになります。きくらげはほとんど無味無臭ですから、さまざまなレシピで使えるかと思います。いくつかきくらげのおすすめの活用法をご紹介しますね。
1.スープの具材に使う
スープなどの具材としてきくらげを入れると、コリコリとした食感を楽しめます。ラーメンなどに入れるのもおすすめです。
2.サラダの具材に使う
きくらげを千切りにしてサラダの具材に入れるのもよいですね。野菜だけのサラダに飽きたら、きくらげでちょっと雰囲気を変えてみるのもよいかもしれません。
3.炒め物の具材に使う
水に戻したきくらげをそのまま炒め物に放り込んでしまってもよいです。卵とじなんかも美味しいですよ。
乾燥きくらげを水に戻す方法は?
生きくらげはそのまま料理で使えますが、乾燥きくらげを料理で使うときにはまず水に戻す必要があります。ここでは乾燥きくらげを水に戻す方法を確認しておきます。
乾燥きくらげを冷水で戻す方法
2.ボールなどの適当な容器に冷水を入れる
3.乾燥きくらげを冷水に約6時間浸ける
乾燥きくらげにはオガクズなどが付いている可能性があるので、さらっと水で洗うのがよいでしょう。乾燥きくらげを冷水で戻すのは時間がかかるので、料理で使うときには計画的に水に浸けましょう。おおよそ6時間で元々の重量に戻ります。
乾燥きくらげを冷水で戻すのは時間がかかりますが、旨味成分や栄養素を逃さないため、美味しさを保てます。
乾燥きくらげをお湯で戻す方法
2.ボールなどの適当な容器に約35~40℃のお湯を入れる
3.乾燥きくらげをお湯に約15~30分浸ける
あまり時間をかけられないときには、乾燥きくらげをお湯で戻す方法もあります。すぐに料理で使いたいときに便利です。
ゆっくりと冷水で戻すよりは美味しさが落ちますが、料理の味付けなどによってはそれほど気にならないでしょう。お湯の温度はちょっとぬるめのお風呂くらいのイメージです。
このとき、お湯にほんのちょっとだけ砂糖を入れるのがおすすめです。砂糖は保水性が強いため、乾燥きくらげに入り込んだ砂糖が水を蓄えて、ふっくらと柔らかくなります。
きくらげの保存方法は?
生きくらげの保存方法
生きくらげは常温保存だとすぐに悪くなってしまうので、必ず冷蔵庫に保存しましょう。生きくらげを冷蔵庫で保存する場合、賞味期限はおおよそ1週間が目安です。
生きくらげを冷蔵庫に保存する場合には、キッチンペーパーなどで水気をしっかり取っておくと長持ちしやすくなります。生きくらげの水気を取ったら、タッパーなどの密閉容器やジップロックなどの保存袋に入れてから、冷蔵庫に保存しましょう。
また、生きくらげを長期保存したいときは冷凍するのもおすすめです。生きくらげを冷凍庫で保存する場合、賞味期限はおおよそ1か月が目安です。生きくらげはサッと30秒ほど湯がいてから冷凍します。生きくらげは小分けに冷凍しておくと、あとで使うときに便利です。
水に戻した乾燥きくらげの保存方法
水に戻した乾燥きくらげの保存方法は、生きくらげの保存方法と基本的に変わりません。賞味期限もほぼ同じです。上記をご参考ください。
乾燥きくらげの保存方法
乾燥きくらげはパッケージが未開封の場合には常温で保存できます。できるだけ直射日光の当たらないところに保管しましょう。高野豆腐のパッケージが未開封の場合、賞味期限はおおよそ1年です。
ただ乾燥きくらげを開封した後には湿気に注意してください。きくらげが湿気るとカビが生える危険性があります。乾燥きくらげのパッケージの口をしっかりと閉じておくことが大切です。
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