足首をひねったときの対処方法!正しい捻挫の応急処置を教えます!

足首の捻挫は日常生活でよく起きるケガです。スポーツをしているときなどにグキッと足首をひねってしまった経験のある方もきっとたくさんいらっしゃいますよね。

ここでは足首をひねったときの適切な対処方法について解説します。最初に適切な応急処置ができれば、足首の捻挫の早期回復につながりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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そもそも捻挫とは?

そもそも捻挫とは、骨と骨を繋いでいる関節部分(靭帯・腱・軟骨など)に、運動許容範囲を超えた負荷がかかることで起きるケガです。身体の関節のある部位ならどこでも起きる可能性がありますが、実際には足首や手首などで発生しやすいケガです。

捻挫は少なからず内出血炎症を引き起こします。そのため、捻挫をすると関節周辺に痛みや腫れが発生するのです。

また、捻挫にもさまざまな損傷レベルがあります。一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷のケースが多いのですが、部分的に靭帯が切れているような重傷のケースも少なくありません。また、単なる捻挫だと思っていたら、靱帯断裂・脱臼・骨折を伴っていることもあります。

足首をひねったときの適切な対処方法とは?

足首の捻挫では迅速に応急処置をすることが大切です。最初に適切な応急処置ができれば、足首の捻挫の早期回復につながります。

もしあなたが何らかのアクシデントで足首をひねってしまったら、「RICE処置(ライスしょち)」を思い出してください。RICE処置とは外傷の応急処置の基本で、下記の4つの原則の頭文字をとったものです。

①Rest(安静にする)
②Ice(冷却する)
③Compression(固定する)
④Elevation(挙上する)

Rest(安静にする)

もしスポーツをしているときなどに足首をひねってしまったら、まずは安静にしてください。無理に運動を続けたりすると、患部の内出血や炎症が悪化してしまいます。また、患部を無闇にさわらないようにします。

Ice(冷却する)

足首の捻挫の応急処置で最も重要なのが冷却(アイシング)です。すぐに患部を冷却することで、内出血や炎症を最小限に抑えることができます。もし足首をひねってしまったら、できるだけ迅速に患部を冷却するようにしましょう。

具体的にはキンキンに冷えた氷水の入ったバケツを用意します。そして、そこに約15~20分ほど患部を入れているがよいです。また、氷をたっぷりと入れたビニール袋(2重・3重にするとよい)などで患部を冷やすのでもOKです。ただし凍傷には十分に注意してください。

すぐに氷を用意できない場合には、流したままにした水道水に患部をつけることでも、一定の冷却効果を得ることができます。

Compression(固定する)

足首の関節周辺を包帯やテーピングで固定することで、患部の内出血や炎症を抑える効果が得られます。また、余計に足首の関節組織を傷めることを予防します。

ただ包帯やテーピングをあまりきつくしすぎないようにしましょう。健康な細胞まで壊死してしまうことがあります。足首の捻挫のテーピングは以下の動画がわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

Elevation(挙上する)

患部が心臓より低い位置にあると、患部に血液がどんどん流れるため、捻挫の内出血や炎症が助長されます。そのため、もし足首を捻挫してしまったら、患部を心臓より高い位置に保つように意識しましょう。たとえば、手ごろなイスやクッション・枕などに足をのせてあげるとよいです。

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足首を捻挫したときには病院を受診すべきなのか?

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もしあなたが足首をひねってしまったら、できるだけ自己判断せずに病院を受診したほうがよいです。というのも、どのくらい足首捻挫で関節組織を損傷したのかを見た目だけで判断するのは、非常に難しいからです。

前述の通り、一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷の捻挫がほとんどですが、部分的に靭帯が切れているような重傷の捻挫ということも少なくありません。また、単なる捻挫だと思っていたら、靱帯断裂・脱臼・骨折を伴っていることもあります。

特に下記のような状態のときにはすぐに病院を受診するようにしましょう。「あまり問題はなかった」と確認するだけでも、足首の捻挫で病院を受診する価値はあります。

  • 足首の関節が明らかに変形している
  • 足首の関節を動かそうとすると激痛が走る
  • 足首の関節を自力で動かせない
  • 足首の関節周辺がパンパンに張れている(通常時の1.5倍以上が目安)
  • 足首の関節の痛みがいつまでもとれない

なお、足首をひねった場合には病院の整形外科を受診するようにします。というのも、どのくらい足首の捻挫で関節組織を損傷しているかを正確に判断するためには、レントゲン撮影が必要になるからです。MRI検査が必要になることもあるかもしれません。

整骨院や接骨院ではレントゲン撮影やMRI検査はしてくれませんので、必ず整形外科の専門医がいる病院を選びましょう。もちろん、足首の捻挫の治療やリハビリの段階で腕を信頼できる整骨院や接骨院に行くのはよいでしょう。

足首の捻挫の治療方法は?

もしスポーツをしているときなどに足首を捻挫をしてしまったら、どのように生活を送ればよいのでしょうか?

足首の捻挫の治療段階ではしっかりと関節を固定することが基本になります。患部の関節を固定することで、靭帯・腱・軟骨などの修復がスムーズに進みやすくなるからです。

逆に患部の関節を無闇に動かしてしまうと、靭帯・腱・軟骨などがなかなか修復しません。患部の内出血や炎症などの症状が悪化してしまうこともあります。結果的に足首の捻挫の完治が遅れてしまうでしょう。また、足首の関節グラグラしたままになるといった後遺症も出やすくなります。

したがって、もしあなたが足首をひねってしまったら、できるだけ安静にしていましょう。無理にスポーツなどをしてはいけません。日常的に運動をしている方は身体を動かしたくなるかもしれませんが、グッと我慢することが大切です。

また、足首の関節には日常生活の歩行でも負担がかかりがちですから、テーピングやサポーターで保護するのがよいです。毎日テーピングを繰り返すのはなかなか面倒くさいですし、意外とお金がかかります。最初からサポーターを購入したほうがコストパフォーマンスがよいと思います。

足首の捻挫が完治するまでの期間はどのくらいなの?

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では足首の捻挫が完治するまでの期間はどのくらいなのでしょうか?

前述した通り、捻挫にもさまざまなケースがあります。そのため、捻挫が完治するまでの期間がどのくらいなのかは、その捻挫の損傷レベルによって変わります。

たとえば、一時的に靭帯が伸びているくらいの軽傷の捻挫の場合には、適切な応急処置をした上で安静にしていれば、おおよそ1週間ほどで痛みや腫れは引いてきます。軽傷の捻挫が完治するまでの期間は、おおよそ2~3週間が目安になるでしょう。

一時的に靭帯が伸びているくらいの軽傷でも、病院で適切な治療を受けるに越したことはありません。ただ自宅で安静にしているだけでも完治するでしょう。

一方で部分的に靭帯が切れているような重傷の捻挫の場合には、当然もっと時間がかかります。このような重傷の捻挫は完治するまでに最低でも1~2か月はかかってしまうでしょう。靱帯断裂・脱臼・骨折などを伴っていれば、さらに時間が必要です。また、捻挫をした関節を元通りに動かすためのリハビリ期間も考えなければいけません。

もちろん、部分的に靭帯が切れているような重傷の捻挫は、自然に治ることはありません。こうした重傷の捻挫を放置していると、長期間痛みや腫れが引かないですし、関節がグラグラと不安定なままになるなどの後遺症が残ります。必ず病院で治療を受けるようにしてください。

なお、患部の痛みや腫れが引いたとしても、捻挫が完治しているわけではありません。というのも、靭帯・腱・軟骨などの関節組織の修復には、もっと時間がかかるからです。捻挫の痛みや腫れが引いたからといって、急に運動などを再開しないでくださいね。

最後に

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いかがでしたか?足首をひねったときの適切な対処方法についてお伝えしてきました。もし何らかのアクシデントで足首を捻挫してしまったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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