足首や手首を捻挫をしたときにお風呂は入ってもよいのか?

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捻挫は頻繁に起きるケガのひとつです。スポーツをしているときなどに足首や手首などを捻挫してしまったことのある方も、きっとたくさんいらっしゃいますよね。

捻挫が完治するまではとにかく安静にしていることが大切です。では足首や手首などを捻挫をしたときにはお風呂に入ってもよいのでしょうか?

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そもそも捻挫とは?

そもそも捻挫とは、骨と骨を繋いでいる関節部分(靭帯・腱・軟骨など)の損傷のことです。関節部分に運動許容範囲を超えた負荷がかかることで起きます。関節のある部位ならどこでも起きる可能性がありますが、実際には足首や手首などで発生しやすいケガです。

捻挫は少なからず内出血を引き起こすため、関節部分が腫れます。つまり、捻挫で腫れるのは、基本的に関節部分に血液が溜まっているからです。

また、捻挫にもさまざまな損傷レベルがあります。一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷のケースが多いのですが、完全に靭帯が断裂しているなどの重傷のケースもあります。また、単なる捻挫だと思っていたら、脱臼や骨折を伴っていることもあります。

捻挫をしたときにお風呂は入ってもよいの?

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捻挫をしたばかりのときはお風呂は控える

捻挫をしたばかりのときは、まだ患部が炎症を起こしています。このようなときには患部をできるだけ冷却しなければなりません。逆にお風呂などで患部を温めてしまうと、炎症が悪化してしまいます。結果的に捻挫の痛みや腫れが長引いてしまうでしょう。

したがって、捻挫をしたばかりのときはお風呂は控えたほうがよいです。特に湯船につかってはいけません。どうしても汗を流したいときには、サッとシャワーに入るようにしましょう。シャワーに入った後に患部をアイシングするとより安心です。

どのくらいお風呂を控えていればよいかは、捻挫のレベルによっても変わりますが、おおよそ3日ほどが目安です。どのくらい捻挫の痛みや腫れが引いているかどうかで判断するようにします。捻挫を病院で診てもらった場合には、お医者さんの指示に従うようにしましょう。

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捻挫の炎症が引いた後のお風呂は回復を早める

捻挫をしたばかりのときはお風呂を控えたほうがよいです。しかし、捻挫の炎症が引いた後は、逆にお風呂で患部を温めてあげたほうが回復が早くなることがあります。というのも、適度に患部の血流を促進してあげることで、わたしたちの身体が持っている自然治癒力が活発になるからです。

ただそれでも長湯は避けたほうがよいでしょう。あまりに患部を温めてしまうと、炎症が再発してしまうことがあるからです。もし捻挫の痛みや腫れが再発してしまった場合には、すぐに入浴をやめましょう。そして、患部のアイシングで炎症を最小限に抑えます。

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最後に

いかがでしたか?捻挫をしたときにお風呂に入ってもよいのかについてお伝えしてきました。捻挫をしたときは「冷やす⇒温める」という手順が基本になりますので、逆に覚えないように注意してくださいね。

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