突き指が完治するまでの期間はどのくらいなのか?

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突き指は頻繁に起きるケガのひとつです。学生時代に体育や部活動などで突き指してしまったことのある方もきっといらっしゃいますよね。

突き指をしていると日常生活でも不便を感じるものですが、突き指が完治するまでの期間はどのくらいなのでしょうか?

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そもそも突き指とは?

突き指が完治するまでの期間はどのくらいなのかを考える前に、まずは突き指とはどんなケガなのかを理解しておきましょう。

そもそも突き指は単なる俗称で、正確な医学用語ではありません。スポーツなどをしているとき、指先に外力がかかることで起きるケガの総称として使われます。

そのため、突き指といっても実際にはさまざまな外傷が含まれます。単なる打撲捻挫(関節の靭帯・腱・軟骨などを痛めるケガ)などの軽傷のケースが多いですが、脱臼骨折などの重傷のケースもあります。

また、突き指をしたときに関節が腫れるのは、内出血を起こしているから。つまり、指の関節に血液が溜まっている状態です。

突き指が完治するまでの期間はどのくらいなの?

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では突き指が完治するまでの期間はどのくらいなのでしょうか?

打撲、捻挫、脱臼、骨折などなど…。前述した通り、突き指にはさまざまな外傷の可能性が隠れています。そのため、突き指が完治するまでの期間がどのくらいなのかは、そのケガのレベルによって変わります。

たとえば、打撲や捻挫くらいの軽傷の突き指は、応急処置をした上で安静にしていてることで、おおよそ1週間ほどで痛みや腫れは引いてきます。一般的に打撲や捻挫くらいの軽傷の突き指が完治するまでの期間はおおよそ2~3週間が目安になるでしょう(関節の靭帯・腱・軟骨などの回復期間)。

打撲や捻挫くらいの軽傷の突き指でも、病院で適切な治療を受けるに越したことはありません。ただ自宅で安静にしているだけでも完治するでしょう。

一方で脱臼や骨折など重傷の突き指が完治するまでの期間は、当然もっと長くなります。最低でもおおよそ3カ月ほどはかかってしまうでしょう。というのも、長期間固定していた指先の関節は動きが悪くなるため、その後のリハビリ期間も必要になるからです。

もちろん、脱臼や骨折などの重傷の突き指が自然に治ることはありません。脱臼や骨折など重傷の突き指を放置していると、長期間痛みや腫れが引かないですし、指が変形したままになるなどの後遺症が残ることがあります。必ず病院で治療を受けるようにしましょう。

関連記事 突き指は放置しておけば治る?病院に行くべき判断基準とは?

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突き指をより短期間で完治させるには?

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スポーツなどをしているときに突き指をしてしまったら、まずは応急処置をすることが大切です。最初に適切な対処をするかどうかで、突き指が完治するまでの期間も変わってきます。

冷やす(アイシング)

突き指の応急処置の最重要項目が冷却(アイシング)です。患部をすぐに冷却することで、内出血を最小限に抑えることができます。もし突き指をしたらできるだけ早急に患部を冷却(アイシング)するようにしましょう。

具体的にはキンキンに冷えた氷水の入ったバケツを用意します。そして、そこに約10~15分ほど手を入れるのがよいです。また、氷をたっぷりと入れたビニール袋(2重・3重にするとよい)などで患部を冷やすのでもOKです。

患部を心臓より高い位置に上げる

心臓の位置より下に患部をもっていくと、内出血が助長されてしまうため、指の関節の腫れが悪化してしまいます。突き指をしたほうの腕を心臓より高い位置にもっていきましょう。これは就寝時にも行うと突き指が治りやすくなるので、ぜひ意識してみてください。

包帯やテーピングで固定する

包帯やテーピングで指の関節を固定することで、靭帯などの修復を早めます。昔は指を引っ張るという民間療法もありましたが、実は逆効果です。絶対にやらないようしましょう。テーピングは以下の動画を参考にしてみてくださいね。

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最後に

いかがでしたか?突き指にはさまざまな外傷の可能性が隠れています。そのため、突き指が完治するまでの期間がどのくらいなのかは、そのケガのレベルによって変わります。しっかりと突き指を完治させたいのであれば、病院で診察を受けるのが最も確実でしょう。

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