鯉のぼりの素材はナイロンとポリエステルのどちらがいいの?

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鯉のぼりを購入しようというとき、ナイロン製とポリエステル製のどちらがいいのかで迷ってしまいませんか?それぞれの素材の特徴を理解することで、最適な鯉のぼりを選びましょう。

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鯉のぼりの素材の比較(ナイロン/ポリエステル)

一般的に、鯉のぼりにはナイロン素材かポリエステル素材のどちらかが使われています。それぞれにメリット・デメリットがあります。ナイロン素材とポリエステル素材の比較をしてみました。

項目/素材ナイロンポリエステル
耐久性
軽さ
撥水性・耐水性
褪色性能
デザインシンプル豪華
価格安い高い
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ナイロン素材の鯉のぼり

ナイロンは軽くて耐久力のある丈夫な素材ですが、ポリエステルと比較すると撥水性・耐水性が弱いという特徴があります。雨で色落ちすることはありませんが、吸水率が高いため、濡れたまま放っておくと生地への負担が高くなります。濡れたままの状態でナイロン素材の鯉のぼりを重ねておくと、色移りしてしまうことがあります。

また、ポリエステルと比較すると、ナイロンには褪色性能が低いという弱点があります。褪色性能とは日光などによる色落ちに対する耐性のこと。ナイロンは素材への染めの定着率が低いため、おおよそ2~4年で色あせが目立ってくる傾向にあります。

ポリエステルと比較すると弱点が目立ちますが、ナイロン素材の鯉のぼりはお手頃な価格帯です。デザインもシンプルな傾向にあります。

ポリエステル素材の鯉のぼり

ポリエステルも軽くて耐久力のある丈夫な素材ですが、ナイロンよりも撥水性・耐水性や褪色性能が高められています。雨で色落ちする心配がないのはもちろん、日光などでもあまり色落ちしません。ナイロンよりも染めの定着率が強いため、5~8年は鮮やかな色を保ってくれるのが特徴です。

ナイロン素材と比較すると、ポリエステル素材の鯉のぼりはお値段が高くなりがちですが、コストパフォーマンスには優れています。どちらかというとデザインは豪華なものが多いです。

結局、どちらの素材がいいの?

ここまで見てきたように、ナイロン素材とポリエステル素材のどちらにもメリット・デメリットがあります。それぞれの素材の特徴を理解したうえで、あなたの家庭にあった鯉のぼりを選ぶとよいと思います。

ナイロン製の鯉のぼりは何といっても価格が安いのが魅力です。耐用年数には不安が残りますが、「雨の日は家の中にしまう」「外に出しておく期間を短くする」などの工夫をすれば、多少は長持ちします。せいぜい3年ほどしか飾らない予定ならば、ナイロン製の鯉のぼりでも十分かもしれません。

逆にポリエステル製の鯉のぼりは豪華で長持ちするのが特徴でしたね。お値段は高くなりますが、「いつまでも豪華で鮮やかに泳ぐ鯉のぼりが見たい!」という方はポリエステル製がよいと思います。

ぜひあなたのご家庭に合った鯉のぼりを選んで、端午の節句を楽しく過ごしてくださいね。

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