毎年5月5日は端午の節句。お子さんの健やかな成長を願って、鯉のぼりを飾っているご家庭もたくさんありますよね。
そんな鯉のぼりに関する疑問の1つが「鯉のぼりは子供が何歳まで飾るものなのか」ということです。世間一般の方がどうしているのかを調べてみました。
目次
鯉のぼりは子供が何歳まで飾るもの?
「鯉のぼりは子供が何歳まで飾るものなのか」ということについては、特に明確な決まりやルールはないようです。「これが正解!」という年齢はありません。では世間一般の方はどうしているのでしょうか?口コミを調べて、パターン別に分けてみました。
子供が恥ずかしがったらやめるパターン
10歳前後あたりから鯉のぼりを照れくさいと感じるお子さんも増えてくるようです。口コミを調べると、このタイミングで鯉のぼりを飾るのをやめるというご家庭がかなり多かったです。鯉のぼりはお子さんのために飾るものですから、お子さんに意見を聞いてみるのもよいですね。
鯉のぼりの寿命でやめるパターン
「鯉のぼりが壊れたから、そこで飾るのをやめた」という口コミもけっこう多かったです。外飾りである鯉のぼりの寿命はおおよそ5~10年ほど。そして、サイズや装飾にもよりますが、決して安いお買いものではありません。お子さんがそこまで鯉のぼりに興味を示していないなら、鯉のぼりが壊れたタイミングは1つの区切りになるかもしれません。
地元の慣習やしきたりに従うパターン
「鯉のぼりは子供が何歳まで飾るものなのか」ということについては、地元特有の慣習やしきたりがあることも。そういった地元の慣習やしきたりに従っているという方もいました。自分の住んでいる地域の慣習やしきたりを知りたい場合は、ご近所などで詳しい方に聞いてみるのが確実です。
鯉のぼりの由来から考えるパターン
もともと鯉のぼりは男子の健やかな成長や立身出世を願うためのもの。その由来から考えて、昔の元服である「15~16歳」や、現代の成人にあたる「20歳」まで鯉のぼりを飾るというご家庭もありました。
ずっと飾り続けるパターン
「息子はもう社会人になって1人暮らしだけど、鯉のぼりは飾っている」「息子は結婚しても鯉のぼりを飾っている」といった口コミも意外に多かったです。親から見れば、何歳になっても子供は子供。いつまでも健康でいてほしい、仕事で活躍してほしいという願いがあるのかもしれないですね。
悪質な鯉のぼり販売業者に注意!
ここまで見てきたように、「鯉のぼりは子供が何歳まで飾るものなのか」は各家庭の自己判断です。特に明確な決まりやルールはありません。
しかし、一部が業者は、「鯉のぼりは5年に1度は買い替えるもの」「鯉のぼりは子供のお守りだから、20歳まで飾るのが常識」などといって、鯉のぼりを販売していることがあります。
そのような業者の言い分が正当な慣習とは限りません。ただ売上を伸ばすためだけにそういったことを言っている業者もいるので、十分に注意しましょう。
最後に
いかがでしたか?「鯉のぼりは子供が何歳まで飾るものなのか」ということについて、世間一般の方の口コミをまとめてみました。それを参考にして鯉のぼりを飾ってみてくださいね。
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