【ドライヤーVS自然乾燥】髪の美容・健康によいのはどっちなの?

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あなたはいつもどのように髪の毛を乾かしていますか?ドライヤーを使っている方もいれば、自然乾燥している方もいらっしゃるでしょう。

「ドライヤーは髪の毛を傷めるから、自然乾燥のほうがよい」という意見もありますし、一方で「自然乾燥は髪の毛を傷めるから、ドライヤーを使ったほうがよい」という意見もあります。実際のところ、髪の毛の美容・健康によいのはどちらなのでしょうか?

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髪の毛を自然乾燥するメリット・デメリットは?

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メリット

髪の毛を自然乾燥するメリットは、まず時間がかからないことです。洗髪後に何もしないわけですから、自由な時間が増えるでしょう。特にロングヘアの方はかなりの時間を省略することができます。

また、髪の毛を自然乾燥する場合には、髪の毛が熱でダメージを受ける心配がありません。髪の毛を乾かし過ぎることでパサつく心配はないでしょう。

さらにパーマやカラーはドライヤーの熱でとれやすくなります。髪の毛を自然乾燥するなら、パーマやカラーも維持しやすくなるでしょう。

デメリット

髪の毛を自然乾燥する最大のデメリットは、キューティクルが開いたままの状態になってしまうことです。髪の毛は濡れるとキューティクルが開いた状態になるのですが、このとき髪の毛は非常にダメージを受けやすいのです。

「髪の毛が濡れたままの状態で寝たら、翌朝髪の毛がバサバサだった」なんて経験のある方もきっといらっらしゃるでしょう。これは枕との摩擦でキューティクルが傷ついてしまったからです。髪の毛が濡れたままの状態だと、髪の毛同士の摩擦すらもダメージになります。

しかも髪の毛のキューティクルは水分・油分や栄養を閉じ込める役割を果たしています。つまり、髪の毛が濡れたままの状態が長くなるほどに、髪の毛の水分・油分や栄養が失われていくのです。結果的に髪の毛のツヤやコシがなくなってしまうでしょう…。

また、たっぷりと水分を含んだ髪の毛は雑菌が繁殖する絶好の環境です。髪の毛を自然乾燥していると雑菌がうじゃうじゃと繁殖するので、頭皮のかゆみや吹き出物などの原因にもなります。意外と自然乾燥は髪の毛や頭皮に悪影響なんですね。

髪の毛をドライヤーで乾かすメリット・デメリットは?

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メリット

髪の毛をドライヤーで乾かすメリットは、洗髪後すぐにキューティクルを正常な状態に戻せることです。髪の毛が摩擦・静電気・紫外線などから受けるダメージを最小限に抑えることができるでしょう。

しかも洗髪後すぐにキューティクルを閉じることで、髪の毛に水分・油分や栄養を閉じ込めることができます。そのため、実は髪の毛はドライヤーで乾かしたほうがツヤのある仕上がりになるのです。

たとえば、美容院でドライヤーをかけてもらうと髪の毛がツヤツヤになりませんか?もちろん、専用のシャンプーやトリートメントを使っているからというのもありますが、美容師さんのドライヤーの使い方が上手だからです。

また、髪の毛をドライヤーで乾かせば、すぐに無駄な水分を飛ばせるので、髪の毛で雑菌が繁殖することもありません。

デメリット

髪の毛をドライヤーで乾かすデメリットとしては、まず時間がかかるということが挙げられます。特にロングヘアの方は毎日ドライヤーをかけるのが面倒に感じるかもしれません。

また、髪の毛をドライヤーで乾かし過ぎると、髪の毛が熱でダメージを受けてしまいます。髪の毛がパサついたり、切れ毛・枝毛が増えたりすることもあるでしょう。

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結局はドライヤーと自然乾燥のどっちがよいの?

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ドライヤーにも自然乾燥にもメリット・デメリットがありました。では結局のところ、ドライヤーと自然乾燥はどちらがよいのでしょうか?

髪の毛の健康・美容を考えると、絶対に髪の毛はドライヤーで乾かすのがよいです。逆に自然乾燥はあまりおすすめしません。

確かに間違ったドライヤーの使用方法だと、髪の毛にダメージを与えてしまうのは事実です。ただ正しいドライヤーの使用方法なら、それほど髪の毛にダメージは与えません。

しかも、前述した通り、髪の毛をドライヤーで乾かせば、洗髪後すぐにキューティクルを正常な状態に戻せます。髪の毛が摩擦・静電気・紫外線などから受けるダメージを最小限に抑えることができますし、髪の毛に水分・油分や栄養を閉じ込めることができます。髪の毛の健康・美容のためにドライヤーは欠かせないものなのです。

正しいドライヤーの使用方法をマスターすれば、あなたの髪の毛はもっと健康的で美しくなるでしょう。以下では髪の毛をドライヤーで綺麗に乾かす方法をお伝えします。

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髪の毛を綺麗に乾かす方法とは?

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STEP1.タオルドライ

意外と軽視されがちなのですが、タオルドライは髪の毛を綺麗に乾かすための大切なポイントです。ドライヤーを長時間あてるとやはり髪の毛は熱で傷んでしまうので、タオルドライでできるだけ水分を拭きとっておきます。

ただし髪の毛をタオルでゴシゴシと擦るのは絶対にNG!髪の毛が濡れているときには、ちょっとした摩擦でもキューティクルがはがれてしまいます。髪の毛ををタオルでポンポンとはさむようにして水分をとりましょう。

STEP2.プレドライ

おおよそタオルで水分を拭きとったら、ざっくりと髪の毛をドライヤーで乾かしていきます。髪の毛全体の80%くらい乾かすイメージを持つとよいでしょう。できれば洗い流さないタイプのトリートメントなどの保護剤をつけるのが理想的です。

髪の毛は乾きにくいところから順番に乾かすのが鉄則です。髪型によっても変わりますが、一般的な女性の髪形なら耳まわりや襟足の髪の毛からスタートするのがよいでしょう。

また、髪の毛のキューティクルは根元から毛先に向かっています。髪の毛の根元から毛先に向かうようにドライヤーをあてると、自然にキューティクルが整うため、しっとりツヤツヤとした仕上がりに近づきます。

ドライヤーの熱風が一点に集中しないように、ドライヤーは常にゆらゆらと動かし続けます。また、ドライヤーと髪の毛は最低でも20cmくらいは離すようにしてください。ドライヤーの「温風モード」と「冷風モード」を交互に使うのも良い方法です。

STEP3.仕上げ・ブロー

髪の毛がおおよそ8割くらい乾いてきたら、最終的なヘアスタイルをイメージしながら仕上げに入っていきましょう。それほど髪型にこだわりがなければ、残りの2割くらいは自然乾燥でもOKです。

髪の毛がドライヤーの熱でダメージを受けるとすれば、この仕上げの段階がほとんどです。実は完全に髪の毛が濡れている状態のときには、それほど熱によるダメージを受けません。(ただし摩擦・静電気・紫外線などのダメージは受けやすい)しかし、髪の毛がそれなりに乾いてくると、熱によるダメージを受けやすくなるのです。

そのため、ドライヤーでの仕上げはできるだけ短時間で終わらせるようにしましょう。髪の毛が完全に乾いたら、すぐにドライヤーは止めてください。最後は冷風モードだけを使うようにするのもおすすめの方法です。

ドライヤーで髪の毛を乾かし過ぎてしまうと、パサパサ・ゴワゴワとした仕上がりになってしまいますので、くれぐれも注意しましょう。

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最後に

いかがでしたか?髪の毛の健康・美容によいのはドライヤーと自然乾燥のどちらなのかについてお伝えしてきました。意外と自然乾燥は髪の毛に悪影響だということに驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

髪の毛も日々のケアが何より重要です。健康的で美しい髪の毛を手に入れるために、上手にドライヤーを活用していきましょう。

コメント

  1. ゆん より:

    ありがとうございます。参考になりました。
    髪を早く伸ばす方法、実際にやってみました!確かに早く伸びた感じはしました。

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