洋服のサイズ表記「G」の意味とは？洋服のサイズを順番に並べてみた！

お店で洋服を選んでいると「G」というサイズ表記を見かけることがあります。「S」「M」「L」はそれぞれ「Small」「Medium」「Large」の省略だとわかりますが、「G」はあまりピンと来ないものです。

では洋服のサイズ表記で見かける「G」はどのような意味なのでしょうか？誰でもパッとイメージできるように、洋服のサイズ表記を順番に並べてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

洋服のサイズ表記で見かける「G」の意味とは？

実は洋服のサイズ表記でときどき見かける「G」は、「Grand(e)」というフランス語の略記で、日本語にすると「大きい」という意味になります。フランス語圏を中心に展開している洋服ブランドでよく使われています。

この洋服のサイズ表記の仕方を順番に並べると、【…→「2TP」→「TP」→「P」→「M」→「G」→「TG」→「2TG」→…】となります。「2TP」よりサイズが小さくなると、「3TP」のように先頭の数字が増えていきます。一方、「2TG」よりサイズが大きくなると、「3TG」のように先頭のが増えていきます。

また、洋服のサイズ表記の「G」は「L」とおおよそ同じ意味と考えてよいでしょう。ご存知の通り、「L」は「Large」という英語の略記で、こちらも日本語にすると「大きい」という意味になるからです。

フランス語の略記による洋服のサイズ表記を以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ洋服のサイズ表記の仕方がいくつもあるのか？

洋服のサイズ表記の仕方がいくつもあるのはわかりづらいですよね。なぜ洋服のサイズ表記の仕方はいくつもあるのでしょうか？

実は洋服のサイズ表記の仕方には明確なルールがありません。それぞれの洋服ブランドが独自の基準でサイズ表記を決めている状況です（国や地域などによって一定の慣習はあります）。そのため、洋服のサイズ表記の仕方にはいくつもパターンあるのです。

洋服のサイズ表記として最もよく見かけるのは、「XS」「S」「M」「L」「XL」…というようなものですよね。この英語の略記による洋服のサイズ表記は、国際的にも通用するものだそうです。

他にも日本の洋服には「5号」「7号」「9号」「11号」「13号」…というようなサイズ表記もありますし、「0」「1」「2」「3」「4」…というような非常にシンプルなサイズ表記もあります。

さらに海外には他にも洋服のサイズ表記の仕方があります。そのため、海外から輸入された洋服ではまた別のサイズ表記を見かけることがあるかもしれません。

洋服のサイズで失敗しないために！

ここまで洋服のサイズ表記のGについてお伝えしてきました。「自分はいつもLサイズを着ていたからGサイズでもいいのかな」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

でもちょっと待ってください！

実際には洋服のサイズ感は各ブランドによってバラバラだったりするものです。特に日本製の洋服と海外製の洋服はサイズ感がだいぶ異なります。日本人と外国人では身体つきが全然違うからです。

たとえば、フランスの洋服ブランドがつくっているGサイズのTシャツは、日本の洋服ブランドがつくっているXLサイズのTシャツと、ほとんど着丈・身幅・袖丈などが変わらないなんてことがよくあります。

つまり、自分の洋服はGサイズで問題ないと決めつけていると、洋服のサイズで失敗してしまう可能性があるのです。洋服がピチピチだと着心地が悪いですし、逆に洋服がブカブカだとだらしない印象になってしまうでしょう。

洋服のサイズで失敗しないためには、実際にお店で試着するのが確実です。また、インターネット通販などで洋服を購入する場合には、しっかり実寸を調べることが大切です。そのとき、自分が持っている洋服と比較するとわかりやすいです。洋服メーカーのサイズ表記はあくまで目安にするくらいがちょうどよいでしょう。

最後に

いかがでしたか？洋服のサイズ表記の「G」は、「Grand(e)」というフランス語の略記で、日本語にすると「大きい」という意味でした。また、洋服のサイズ表記の「G」はおおよそ「L」と同じ意味と考えることができるのでした。

洋服のサイズ表記の仕方がいくつもあるのはわかりづらいですが、今度お洋服を買うときにはぜひ参考にしてみてくださいね。