別珍素材の洋服の適切な洗濯方法は?別珍素材の洋服をできるだけ長持ちさせるために!

別珍素材の洋服を愛用している方も、きっとたくさんいらっしゃるでしょう。自分が気に入っているアイテムはできるだけ長持ちさせたいものですよね。

ここでは別珍素材の洋服を長持ちさせる適切な洗濯方法をご紹介します。また、別珍素材の洋服のお手入れに関する疑問にも回答しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ここではあくまで一般的な別珍素材の洋服の洗濯方法などを解説しています。例外的なものもありますから、必ずそれぞれの別珍素材の洋服についている洗濯表示をご確認ください。
スポンサーリンク

別珍素材とは?

別珍素材の洋服の適切な洗濯方法を考える前に、ちょっとだけ別珍素材について理解を深めておきましょう。別珍素材のお手入れの仕方を考えるヒントになるかもしれません。あまり興味がない方は読み飛ばしてくださいね。

そもそも「別珍」とは、コットン(綿)100%のベルベット(=ビロード)のことで、パイルをカットすることで表面を起毛させた織物素材です。非常にソフトで保温性に優れているともに、コットン(綿)でありながらも優雅な光沢感を持っているのが特徴です。現在国内では95%以上が静岡県磐田市で製造されています。

「別珍」は「ベルベッティーン(英語:velveteen)」が転化した言葉です。「ベルベッティーン」→「ベルベッチン」→「ベッチン」と変化していった後、「別珍」という漢字が当てられるようになりました。具体的には1917年にベルベッティーンの足袋の商標名に「別珍」が用いられたところから、「別珍」という言葉が世間に浸透したそうです。

また、「別珍(=ベルベッティーン)」と「ベルベット(=ビロード)」はよく混同されますが、実は別のものです。前述のように「別珍」はコットン(綿)が原料であるのに対して、「ベルベット」はシルク(絹)・レーヨン・アセテートなどが原料です。さらに「別珍」は横糸でパイルをつくりますが、「ベルベット」は縦糸でパイルをつくります。

ただ「別珍」と「ベルベット」を見た目だけで判別するのは非常に難しいですし、一般的な洋服屋さんでは厳密に区別していないことも珍しくありません。

別珍素材の洋服の適切な洗濯方法とは?

別珍素材にも洗濯機OKのものと洗濯機NGのものがあります。まずはそれぞれの別珍素材の洋服についている洗濯表示を確認しましょう。

また、そもそも自宅で洗濯ができない場合には、素直にクリーニングに出すのがおすすめです。以下では別珍素材の洋服を自宅で洗濯する方法を解説していきます。

洗濯機を使う場合

まず別珍素材の洋服を洗濯機にかける場合には、必ず洗濯ネットに入れます。他の洋服との摩擦を軽減するためです。洗濯ネットはダイソーなどの100円ショップで売られているもので十分です。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、別珍素材の洋服を洗濯ネットに入れる前に、「①ファスナー・ボタンなどをすべて留める」→「②裏返す」→「③たたむ」というステップを踏んでおきましょう。そうすれば、さらに別珍素材の洋服へのダメージを抑えられます。

また、特に目立つ汚れがついている場合には、事前に直接洗剤を塗り込んでおくとよいでしょう。洗剤が汚れにピンポイントで作用するため、キレイになりやすいです。

あとは普通に別珍素材の洋服を洗濯機にかけるだけです。このとき、洗濯機のソフトコースなどを選ぶとよいです。

別珍素材は洗濯で色あせてしまいやすいので、花王の「エマール」のようなおしゃれ着用中性洗剤を使うのがおすすめです。できれば柔軟剤も使いましょう。別珍素材の表面の起毛がふんわりと仕上がります。また、別珍素材の洋服の脱水時間はいつもより短くするのがよいです。おおよそ30~60秒くらいを目安にしましょう。

手洗いする場合

別珍素材の洋服を手洗いする場合には、まず洗濯液を準備します。洗面器やシンクにおおよそ38~40℃のぬるま湯をためたら、水量に合わせた洗剤を溶かします。ここでも花王の「エマール」のようなおしゃれ着用中性洗剤を使うのがおすすめです。

洗濯機にかける場合と同じように、特に目立つ汚れがついている場合には、事前に直接洗剤を塗り込んでおくとよいです。洗剤がピンポイントで作用するため、確実に汚れが落ちます。

ではいよいよ別珍素材の洋服を洗っていきましょう。洋服を洗濯液に浸したら、手のひらでふんわりと押すように洗っていきます。洋服を浮かせたり沈ませたりを何度か繰り返しましょう。洋服へのダメージを軽減するためにわざわざ手で洗うわけですから、ゴシゴシと擦ったりしてはいけません。

別珍素材の洋服を洗い終わったら、洗剤を落としていきます。水を入れ替えながら、完全に泡が出なくなるまで洗剤をすすぎましょう。このときも洋服を浮かせたり沈ませたりを何度か繰り返します。最後にサッと柔軟剤にくぐらせると、別珍素材の表面の起毛がふんわりと仕上がります。

あとは別珍素材の洋服を脱水するだけです。バスタオルに包み込んで水分を拭きとります。あまり神経質にならないのであれば、洗濯機の脱水機能を使うのもよいです。ただし、必ず洗濯ネットに入れましょう。

別珍素材の洋服を乾かす方法

別珍素材の洋服を洗濯後(脱水後)にそのまま放置してしまうと、シワが残ってしまう可能性が高いですので、速やかにハンガーなどに吊るしましょう。また、別珍素材の洋服は直射日光に長時間当てると日焼けすることがありますので、日陰で風通しのよいところで乾かすのがよいです。

そして、この別珍素材の洋服を干す前に、しっかりとシワを伸ばしておくことが大切です。具体的な手順は以下を参考にしてみてください。

STEP1.振りさばく
まず洋服の端を両手で持って、上から下へバサッと何度か振りさばきます。全体の大きいシワをとります。

STEP2.引っ張る
襟・袖・裾などの縫い目がたくさんあるところは、シワが残りやすいです。ピーンと何度か引っ張ることで、シワを引き延ばします。

STEP3.叩く
洋服を叩くことで表面のシワを伸ばしていきます。手のひら全体で両側から挟むように叩きましょう。ハンガーに吊るしてからのほうがやりやすいです。

別珍素材の洋服にアイロンをかける方法

一般的に別珍素材の洋服に直接アイロンでプレスをかけてはいけません。というのも、別珍素材に直接アイロンでプレスをかけると、せっかくの起毛が完全に倒れてしまうからです。そうすると、別珍素材が持っている独特の雰囲気が死んでしまいます…。

ただ別珍素材の洋服に一切アイロンが使えないという意味ではありません。別珍素材の洋服についたシワを伸ばしたい場合には、スチームアイロンの蒸気だけをあてるようにしましょう。そうすれば、別珍素材の起毛を倒さずにシワだけをとることができます。

具体的には洋服からスチームアイロンを約2~3cm浮かせた状態で蒸気だけをあてます。このとき、洋服をハンガーなどに吊るしておくとやりやすいです。

最後は別珍素材の起毛を洋服ブラシで整えてあげましょう。完全に洋服の湿気がとれるクローゼットなどに収納してしまうと、またシワがついてしまうことがありますので、しばらく時間をおいてから収納するのがよいです。

別珍素材の洋服の収納方法

別珍素材の洋服は起毛が命です。別珍素材の起毛を倒さないためには、クローゼットなどに収納するときもハンガーに吊るしておきましょう。他の洋服とぶつからないように十分なスペースを確保できるのが理想です。

ただすべての洋服をハンガーに吊るしていたのではスペースが足りなくなりますから、どうしても別珍素材の洋服をたたんでおかなければいけないこともあるでしょう。

そのようなときには別珍素材の洋服をふんわりとたたんだ後、単体で収納ボックスに入れるのがおすすめです。少なくとも他の洋服に押しつぶされるような収納の仕方は避けましょう。

スポンサーリンク

別珍素材の洋服を長持ちさせるためのお手入れQ&A

別珍素材の洋服を洗濯すると縮むの?

できれば洋服は新品のときと同じサイズ感で着たいものですよね。では別珍素材の洋服は洗濯で縮んでしまうのでしょうか?

前述したように別珍素材はコットン(綿)でつくられていますから、日常的な洗濯などでちょっとは縮みます。しかし、再び着ているうちにおおよそ元々のサイズ感に戻っていきますので、別珍素材の洋服が洗濯で縮むことはそれほど気にする必要はないでしょう。

別珍素材の洋服を洗濯すると色落ちするの?

ブラック・ブラウン・ネイビー・モスグリーン・ワインレッドなどなど…。別珍素材の洋服には濃色のものがたくさんあります。では別珍素材の洋服を洗濯すると色落ちしてしまうのでしょうか?

別珍素材の洋服は洗濯で色落ちすることがあります。そのため、別珍素材の洋服は最初のうちは単体で洗濯するのが安心です。何回か洗濯を繰り返していると、ほとんど色落ちしなくなってくるため、その後は他の洋服と一緒に洗濯しても問題ありません。どうしても心配な方は淡色の洋服との洗濯を避けるとよいでしょう。

別珍素材の洋服は乾燥機にかけてもよいの?

洋服を乾かす時間を短縮するために、普段から乾燥機を使っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。では別珍素材の洋服を乾燥機にかけてもよいのでしょうか?

別珍素材の洋服を乾燥機にかけるのは基本的にNGです。ほとんどの別珍素材の洋服には、洗濯表示に乾燥機(タンブラー)禁止のマークがついているはずです。

別珍素材の洋服を乾燥機にかけると、高熱と機械的作用で起毛がボロボロになってしまう可能性が高いです。別珍素材の洋服の独特の雰囲気が失われてしまうでしょう。別珍素材の洋服は必ず自然乾燥にしてください。

別珍素材の洋服についたほこりやゴミをとるには?

洋服についたほこりやゴミをとる定番の方法としては、粘着ローラーやガムテープなどがありますよね。しかし、別珍素材の洋服にはあまりおすすめできません。というのも、粘着ローラーやガムテープは別珍素材の起毛も一緒にとってしまうから。何度も繰り返していると、すぐに別珍素材がダメになってしまうのです…。

別珍素材の洋服についたほこりやゴミをとる場合には、やはり洋服ブラシがおすすめです。別珍素材の起毛にからまったほこりやゴミを洋服ブラシが掻き出してくれます。また、別珍素材の起毛を整えてくれるので、仕上がりもきれいになります。何より洋服ブラシは別珍素材を傷つけません。

洋服ブラシは上から下へかけるのが基本です。洋服をハンガーなどに吊るしておくほうがやりやすいと思います。

洋服ブラシには化学繊維のものもありますが、馬毛や豚毛などの天然のものがおすすめです。ピンからキリまでありますが、だいたい2,000~3,000円くらいでそれなりのものが買えるでしょう。別珍素材の洋服のケアにブラッシングは欠かせませんので、ご自宅に用意しておくのがおすすめです。

別珍素材の洋服が雨に濡れてしまったらどうする?

別珍素材の洋服を着るときには、天候にも注意を払いましょう。別珍素材の洋服に雨などの水分が付いてしまうと、そこだけ表面の起毛が倒れてしまうために、シミのようになってしまうことがあるからです。

もし別珍素材の洋服が雨などに濡れてしまった場合には、できるだけ早くハンカチやタオルなどで拭くようにしてください。このとき、別珍素材の洋服をゴシゴシと擦ったりはせず、ポンポンと叩くように水分をとるのがコツです。

また、事前に別珍素材の洋服に防水スプレーを吹きかけておくのもおすすめです。そうすれば、ちょっとくらいの雨は弾いてくれますので、天候が悪い場合にも着用しやすくなります。

最後に

スポンサーリンク

いかがでしたか?いかがでしたか?別珍素材の洋服の適切な洗濯方法などをご紹介してきました。別珍素材の洋服は普段の洗濯などをちょっと工夫するだけでより長持ちさせることができますので、ぜひ大切に扱ってあげてくださいね。

関連記事 別珍素材の洋服のシワをとりたい!別珍素材の洋服にアイロンをかけてもいいの?
関連記事 別珍素材の洋服のほこりやゴミをとる3つの方法!最後は静電気防止スプレーを!
関連記事 別珍素材の洋服を着てもよい時期はいつからいつまで?春夏は変なの?

!こちらの記事も一緒に読まれています



  • このエントリーをはてなブックマークに追加