毎年5月5日は端午の節句。お子さんの健やかな成長を願って、鯉のぼりを飾ろうというご家庭もきっとたくさんありますよね。
そんな鯉のぼりの管理に関する疑問の1つが「鯉のぼりは毎日夜にしまうものなのか」ということです。世の中の常識ではどうなっているのでしょうか?
鯉のぼりを毎日夜にしまうものなのか?
鯉のぼりを片付けるのは面倒な作業ですよね。でも鯉のぼりは毎日夜にしまうのが一般的なようです。鯉のぼりを毎日夜にしまうのには以下のような理由があります。
鯉のぼりは近所迷惑になる
- 鯉のぼりが風に打たれる音
- 鯉のぼりについている矢車の音
- 鯉のぼりを設置しているポールや金具がきしむ音
このように鯉のぼりは思っている以上にうるさいもの。一戸建ての家でもこうした音は隣の家にまで響いています。また、アパートやマンションであれば振動も伝わってくるため、余計にうるさく感じるでしょう。
口コミを調べてみると、近隣の家の鯉のぼりを迷惑だと感じている方がけっこういました。文句を言わないまでも、我慢している方はたくさんいるでしょう。「鯉のぼりのせいで不眠症になった」という理由で、隣の人を訴えた方もいるんだとか…。無用なご近所トラブルを避けるためにも、毎日夜には鯉のぼりをしまうようにしたほうがよいですね。
なお、ある程度の人口が密集している都会では、夜には鯉のぼりをしまうのが常識です。隣の家と何メートルも離れているような田舎では、鯉のぼりを出したままにしているところもあるみたいです。
鯉のぼりがすぐに傷む
仮に鯉のぼりがご近所迷惑にならなかったとしても、夜に鯉のぼりを出したままにしていると、鯉のぼりがすぐに傷んでしまいます。
もちろん、鯉のぼりは外に出すものなので、比較的丈夫な素材を使っています。それでも夜にはしまう場合と比較すると、夜に出したまま場合、2倍の時間雨風に打たれることになります。2倍速で鯉のぼりは傷みます。さらに夜露で濡れている時間が長くなると、色あせるのも早くなってしまうのです。
サイズや素材、装飾などによっても変わりますが、鯉のぼりはそれなりに高価なもの。何度も買い替えたくはないですよね。できるだけ鯉のぼりを長持ちさせたいのなら、鯉のぼりは毎日夜にしまったほうがよいと思います。
最後に
いかがでしたか?鯉のぼりは毎日夜にしまうのが一般的です。「鯉のぼりは近所迷惑になる」「鯉のぼりがすぐに傷む」というのが理由でした。上手に鯉のぼりを管理して端午の節句を楽しくお祝いしてくださいね。
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