中学校入学祝いの金額相場は？中学生が喜ぶおすすめプレゼントもご紹介！

子供が成長する過程のなかでも、中学校の入学式は特に思い出に残るイベントです。自分の甥・姪や孫などが中学校に入学するとなると、しっかりお祝いをしてあげたいと思うものですよね。ただ「中学校入学祝いの金額相場はいくらくらいなんだろうか？」と頭を悩ませてしまうことも…。

ここでは中学校入学祝いの金額相場がいくらくらいなのかについてお伝えします。また、中学校入学祝いにおすすめのプレゼントもご紹介します。

そもそも誰まで中学校入学祝いを贈る必要があるのか？

一般的に中学校入学祝いは三親等以内の親族に贈るのがマナーです。「親等」とは親族関係の遠近を測るものさしのようなもので、1,2,3…と数字が大きくなるにつれて血縁関係が離れていきます。

あなたを基準として考えると、上記のようになります。したがって、最低でも中学校入学祝いを贈る必要があるのは、甥・姪と孫ということになります（もちろん、自分の息子・娘には自然と何らかのお祝いごとをするかと思います）。あとは相手（＋ご両親）と普段どのくらい親しくしているのかなどを考慮するとよいでしょう。

また、一般的に中学校入学祝いは親族間で行うものなので、基本的に血縁関係のない相手に中学入学祝いを贈る必要はありません。ただ血縁関係がない相手に中学校入学祝いを贈ってはいけないというルールはありませんから、普段から親しくしている友人・知人の子供などに中学校入学祝いを贈るのはもちろんOKです。

中学校入学祝いの金額相場はいくらくらいなのか？

では中学校入学祝いの金額相場はいくらくらいなのでしょうか？中学校入学祝いの金額相場は相手との関係性などによって変わります。実際に冠婚葬祭の書籍やインターネット上の口コミなどを調べてみると、おおよそ下記の表のようになりました。

基本的に子供へのご祝儀はお返しをしないもの。中学校入学祝いがあまりに高額になってしまうと、相手（ご両親）が気を遣ってしまいます。それを考えると、中学校入学祝いの金額相場はこのくらいに落ち着くのでしょう。

ただ孫への中学校入学祝いともなると奮発してしまう方がたくさんいらっしゃるようです。インターネット上の口コミを調べていると、孫への中学校入学祝いは「30,000円」「50,000円」「100,000円」という意見がたくさんありました。教科書・制服・部活の道具などの中学校入学への準備を助けるという意味が強いのだと思います。

世間一般の中学校入学祝いの金額相場を参考にしつつも、あなたが置かれている状況ごとに臨機応変に対応しましょう。

中学校入学祝いにおすすめのプレゼントは？

中学校入学祝いに現金やギフトカードを贈るのもよいですが、何かプレゼントを贈るのもよいでしょう。相手が中学生ともなると趣味を把握するのが難しくなってきますから、あらかじめ本人に希望を聞いておいたほうがよいかもしれません。ここでは中学校入学祝いにおすすめのプレゼントをいくつかご紹介します。

このあたりが中学校入学祝いの定番プレゼントです。「自分ではなかなか買わないけど、もらえるならうれしいもの」を選ぶのがポイントかもしれません。

また、男の子ならゲームや女の子なら化粧品などのプレゼントも喜ばれる可能性があります。ただご両親があまりよく思わないこともありますので、十分に注意しましょう。

その他の中学校入学祝いのマナー

必ず「新札」を包む

一般的に中学校入学などのご祝儀で現金を包む場合には、「新札」で用意するのがマナーです。中学校入学などのご祝儀にまだ一切使用されていない新札を包むのには、「あなたのために事前に用意しておきました」という心遣いが込められてます。

「4」「9」のつく金額は避ける

「4」「9」は「死」「苦」を連想させる数字で、縁起がよくありません。中学校入学などのご祝儀で現金・ギフトカードを包む場合は「4」「9」のつく金額を絶対に避けるようにしましょう。

熨斗（のし）には紅白の水引で蝶結びのものを選ぶ

中学校入学祝いで現金・ギフトカードなどを包むとき、熨斗（のし）には紅白の水引で蝶結びのものを使います。蝶結びは何回も結び直すことができるので、何回あってもうれしいお祝いごとのときに使います。

熨斗の表書きには「入学御祝」などを使う

熨斗の表書きには「入学御祝」「祝御入学」「御入学御祝」などが使われます。また、あなたの名前は表書きの下部に書きましょう。

ご祝儀袋にお札は表向きで入れる

「ご祝儀は表向き」「不祝儀は裏向き」でお札を入れるが一般的です。これは「死の世界はこの世とは逆さになっている」と仏教で考えることに由来しています。ご祝儀袋の内袋の表の上側に偉人の肖像がくるようにお札を包みましょう。

入学式の2～3週間前までに渡す

中学校入学祝いは入学式の2～3週間前までに渡すのがベストです。最低でも入学式の前までに渡すようにしましょう。

最後に

いかがでしたか？中学校入学祝いの金額相場やおすすめのプレゼントなどをご紹介してきました。ただあなたが置かれている状況ごとに臨機応変に対応することが大切です。ぜひ子供の中学校入学を心から祝福してあげましょう。