突き指は引っ張ると治るの?正しい突き指の対処方法を解説します!

スポーツをしているときなどに突き指してしまったことのある方は、きっとたくさんいらっしゃいますよね。ただ誰でも経験するようなケガだからこそ、突き指の対処方法は意見が分かれたりします。

たとえば、「突き指は引っ張ると治る」という情報を目にすることがあります。では突き指をしたときは引っ張るとよいというのは本当なのでしょうか?ここでは正しい突き指の対処方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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そもそも突き指とは?

そもそも突き指は単なる俗称で、正確な医学用語ではありません。スポーツをしているときなどに、指先に外力がかかることで起きるケガの総称として使われます。

したがって、突き指といっても実際にはさまざまな外傷が含まれます。単なる打撲捻挫(関節の靭帯・腱・軟骨などを傷めるケガ)などの軽傷のケースがほとんどですが、脱臼骨折などの重傷のケースも少なくありません。

また、突き指は少なからず内出血炎症を引き起こします。そのため、突き指をすると関節周辺に痛みや腫れが発生します。

突き指は引っ張ると治るのか?

では「突き指を引っ張ると治る」というのは本当なのでしょうか?

実は突き指を無暗に引っ張るのは逆効果です。もし突き指を引っ張ってしまうと、余計に指の関節組織を傷めてしまう可能性が高いです。結果的に突き指の完治も遅れてしまうでしょう。また、最悪のケースでは指の関節が変形した状態から戻らなくなるなどの後遺症も残ってしまいます。

確かに突き指で病院を受診すると、脱臼や骨折を整復作業(骨を正常な位置に戻すこと)としてお医者さんに指を引っ張られることがあります。そのため、「突き指は引っ張ると治る」という間違った情報が広がってしまったのかもしれません。

しかし、そもそも突き指で脱臼や骨折をしていなければ整復作業は必要ありません。また、もし突き指で脱臼や骨折をしていたとしても、自分で整復作業をするのは非常に危険です。突き指を無暗に引っ張るのは絶対にやめましょう。もし突き指で脱臼や骨折をしている場合には、お医者さんに整復作業をしてもらうのがよいです。

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正しい突き指の対処方法とは?

突き指の対処方法として引っ張るのは逆効果ということでした。では実際に突き指をしたらどのように応急処置をしたらよいのでしょうか?

もしあなたが何らかのアクシデントで突き指ををしてしまったら、「RICE処置(ライスしょち)」を思い出してください。RICE処置とは外傷の応急処置の基本で、下記の4つの原則の頭文字をとったものです。

①Rest(安静にする)
②Ice(冷却する)
③Compression(固定する)
④Elevation(挙上する)

Rest(安静にする)

もし運動をしているときなどに突き指をしてしまったら、まずは安静にしましょう。無理に運動を続けたりすると、内出血や炎症が悪化してしまいます。また、患部を無闇にさわらないようにします。

Ice(冷却する)

突き指の応急処置で最も重要なのが冷却(アイシング)です。すぐに患部を冷却することで、内出血や炎症を最小限に抑えることができます。もし突き指をしたらできるだけ迅速に患部を冷却(アイシング)するようにしましょう。

具体的にはキンキンに冷えた氷水の入ったバケツに約15~20分ほど患部を入れておくのがよいです。また、氷をたっぷりと入れたビニール袋(2重・3重にするとよい)などで患部を冷やすのでもOKです。ただし凍傷には十分に注意してください。

すぐに氷を用意できない場合には、流しっぱなしにした水道水に患部をつけることでも、一定の冷却効果を得ることができます。

Compression(固定する)

指を包帯やテープで固定することで、患部の内出血や炎症を抑える効果があります。また、余計に指の関節組織を傷めることを予防します。人差し指・中指・薬指・小指の突き指のテーピングは以下の動画がわかりやすいです。

Elevation(挙上する)

患部を心臓の位置より下にもっていくと、内出血や炎症が助長されてしまうため、指の関節の痛みや腫れが悪化してしまいます。突き指をしたほうの腕を心臓より高い位置にもっていきましょう。これは就寝時にも行うと突き指が治りやすくなるので、ぜひ意識してみてください。

もし突き指をしたら病院を受診したほうがよいの?

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もしあなたが突き指をしてしまったら、できるだけ自己判断せずに病院を受診したほうがよいでしょう。というのも、どのくらい突き指で関節組織を損傷したのかは、見た目だけではなかなか判断できないからです。前述した通り、突き指は単なる打撲・捻挫などの軽傷のケースが多いですが、靱帯断裂・脱臼・骨折などの重傷のケースも少なくありません。

特に下記のような状態のときにはすぐに病院を受診するようにしましょう。「特に問題はなかった」と確認するだけでも、病院を受診する価値はあります。

  • 指が明らかに変形している
  • 指の関節を動かそうとすると激痛が走る
  • 指の関節を自力で曲げられない(もしくは伸ばせない)
  • 指の関節がパンパンに腫れている(通常時の1.5倍以上が目安)
  • 突き指の痛みがいつまでもとれない

なお、突き指は病院の整形外科を受診するようにします。というのも、どのくらい突き指によって靭帯や骨を損傷しているかを正確に判断するためには、レントゲン撮影が必要になるからです。MRI検査が必要になることもあるかもしれません。

整骨院や接骨院ではレントゲン撮影やMRI検査はしてくれませんので、必ず整形外科の専門医がいる病院を選びましょう。もちろん、突き指の治療やリハビリの段階で腕を信頼できる整骨院や接骨院に行くのはよいでしょう。

最後に

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いかがでしたか?突き指を無暗に引っ張るのは逆効果でしたね。突き指が悪化してしまう可能性が高いですから、絶対にやらないようにしましょう。もしあなたが何らかのアクシデントで突き指をしてしまったら、ぜひ適切な対処を思い出してくださいね。

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