打撲の治療では「冷やす」と「温める」のどちらがよいのか?

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打撲は頻繁に起きるケガのひとつです。あなたもきっと日常生活やスポーツなどで打撲をしたことがあるでしょう。

では打撲の治療では「冷やす」と「温める」のどちらがよいのでしょうか?「打撲の治療では冷やすのがよい」という意見も耳にするような気がしますし、「打撲の治療では温めるのがよい」という意見も耳にするような気がしますよね。ここでは正しい打撲の治療方法についてお伝えします。

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そもそも打撲とは?

そもそも打撲とは、転倒や衝突などによって身体の内側の皮下組織・血管・神経・筋肉などを損傷するケガのことです。全身のあらゆる部位で起きる可能性のあるケガで、打ち身と呼ばれることもあります。

打撲は身体の内側の損傷ですから、基本的に傷口を伴いません。しかし、打撲は少なからず内出血炎症を引き起こすため、患部に痛みや腫れが発生します。

また、打撲にもさまざまな損傷レベルがあります。何もせずに自然に治る軽傷のケースがほとんどですが、骨折や内臓損傷などを伴う重症のケースもあります。

打撲の治療は「冷やす」と「温める」のどちらがよい?

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打撲の治療は「冷やす」と「温める」のどちらがよいのかは、実は打撲の状態や経過期間によって変わります。いつ患部を冷やすのか、またいつ患部を温めるのかを間違わないようにしましょう。

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打撲の内出血や炎症が起きているときは「冷やす」のがよい

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捻挫をしたばかりのときには、少なからず患部で内出血や炎症が起きています。このようなときにはすぐに患部を冷やさなければいけません。打撲の応急処置の鉄則は、患部の冷却(アイシング)することです。捻挫直後に患部を冷やすことで内出血や炎症を最小限に抑えることができます。

具体的には氷水を入れたビニール袋(2重・3重にするとよい)などで患部を冷やしてあげるのがよいです。また、手足などを打撲した場合には、氷水の入ったバケツに患部をつけるのでもOKです。「1セット=約20分」として何回もアイシングを繰り返しましょう。ただ凍傷には十分に注意してください。

逆に打撲をしたばかりのときに患部を温めてしまうと、内出血や炎症が悪化してしまいます。結果的に打撲の痛みや腫れが長引いてしまいますから、お風呂などはできるだけ控えるようにします。どうしても汗を流したいのなら、サッとシャワーを浴びるだけにしましょう。

打撲の内出血や炎症が引いた後は「温める」のがよい

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打撲をしたばかりのときは患部を冷やしてあげることが大切でした。しかし、打撲の内出血や炎症が引いた後は、逆にお風呂など患部を温めてあげたほうが回復がスムーズになることがあります。というのも、適度に患部の血流を促進してあげることで、わたしたちの身体が持っている自然治癒力が活発になるからです。

自宅で患部を温めるには、やはりお風呂にしっかりと入るのがよいでしょう。そのとき、患部にシャワーを約5~10分あてるとさらに効果的です。また、市販の湯たんぽやカイロなどで患部を温めるという方法もあります。ただ患部を温めすぎてしまうと、患部の内出血や炎症が再発してしまうことがあります。十分に注意してください。

逆に打撲の内出血や炎症が引いた後にいつまでも患部の冷却を続けていると、患部の血流が悪くなるため、打撲の回復が遅くなることがあります。患部の内出血や炎症が引いた後は無闇に冷却を続けないほうがよいです。

「冷やす」から「温める」へ切り替えるタイミングは?

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ではいつ打撲の治療で「冷やす」から「温める」へ切り替えるのがよいのでしょうか?

打撲の治療で「冷やす」から「温める」へ切り替えるのは、完全に患部の内出血や炎症が引いてからです。打撲の内出血や炎症が完全に引くまでの期間がどのくらいなのかというと、おおよそ1週間くらいが目安です。もちろん、その打撲の損傷レベルによっても変わりますから、臨機応変に対応しましょう。

ただ必ずしも打撲の治療で患部を温める必要はありません。打撲が回復しやすくなるだけですから、ご自身で患部の内出血や炎症が引いたかを判断できないのなら、無理に患部を温めないほうがよいかもしれません。打撲の応急処置としてアイシングだけをしましょう。

最後に

いかがでしたか?打撲の治療では「冷やす」と「温める」のどちらがよいのかについてお伝えしてきました。打撲をしたときは「冷やす⇒温める」という手順が基本になりますので、逆に覚えないように注意してくださいね。

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