頭痛と鼻血が同時に発生したときに疑うべき病気まとめ

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「頭痛と鼻血が同時に起きる…」

あなたはこんな症状に悩んでいませんか?頭痛も鼻血も単体であればよくある症状ですよね。でも頭痛と鼻血が同時に起きるとなると、何らかの病気のサインかもしれません。

ここでは頭痛と鼻血が同時に発生したときに疑うべき病気についてまとめました。もし心当たりのある病気を見つけたら、遠慮せずに病院を受診するようにしてくださいね。

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1.アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、その名前の通り、アレルギー反応によって引き起こされる鼻の粘膜の炎症のこと。アレルギーを引き起こす代表的な物質(アレルゲン)には、ハウスダスト、ダニ、花粉、特定の食品、動物などがあります。

「くしゃみが何度も出る」「透明で水のような鼻水が止まらない」「鼻がつまる」などが一般的な症状ですが、アレルギー性鼻炎は頭痛を引き起こすこともあります。鼻を何度もかんだりすることで、鼻の内部の粘膜が弱ってしまうので、鼻血が出やすくなることもあるでしょう。

現在では日本人の4人に1人はアレルギー性鼻炎であると推定されています。もしかしたらあなたも気が付かないうちにアレルギー性鼻炎になっているかもしれません。心当たりがあるのなら、病院でアレルギー検査を受けてみましょう。

2.片頭痛

ズキンズキンと脈打つような痛みが起こる片頭痛は、頭部・顔面の血管の収縮・拡張に原因がです。ストレスや気圧の変動により血管が急激に収縮・拡張すると、周囲の神経を刺激して頭痛を引き起こすのです。

片頭痛が発症するとき、当然鼻の内部の毛細血管も収縮・拡張します。鼻の内部の毛細血管に負担がかかるので、片頭痛とともに鼻血が出ることがあります。また、片頭痛の症状が出る前後に鼻血が出るというケースもあります。

なお、片頭痛は女性によく見られる症状で、片頭痛の発症は女性ホルモンとの関連が深いと考えられています。

3.自律神経失調症

自律神経失調症になると、血管が急激な拡張・収縮をを繰り返すため、頭痛と鼻血を併発するケースが見られます。では自律神経失調症はどのような病気なのでしょうか?

まずは自律神経について簡単に説明しましょう。自律神経とは、わたしたちの身体のなかで自動的(自律的)に動いている神経のこと。心臓を動かす、胃腸を動かす、血液を循環させる、汗をかくなど、身体が勝手に行っている活動には、すべて自律神経が関係しています。

そして、この自律神経は正反対の働きをする「交感神経(活動モード)」「副交感神経(休息モード)」の2つがあります。交感神経は自動車のアクセル、副交感神経は自動車のブレーキのようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

交感神経は優位になるのは主に昼間です。仕事・勉強・運動・家事・育児などの活動をしているときはもちろん、人前でのスピーチで緊張しているとき、怒る・泣くなどの感情が激しく動いているときなども交感神経が優位になっています。

一方で副交感神経が優位になるのは主に夜間です。睡眠時にピークになりますが、他にも食事や入浴などのゆったりとリラックスしているときには、副交感神経が優位になっています。

自律神経失調症とは、不規則な生活習慣やストレスなどが原因で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことで起きる症状の総称です。頭痛、耳鳴り、目の乾き、めまい、立ちくらみ、鼻血、手の痺れ、多汗、肩こり、微熱、精神不安定、無気力などなど…。自律神経失調症には本当にたくさんの症状があります。

症状が多岐にわたるため、なかなか自己判断はできない病気です。不安な方は病院で診察を受けるようにしましょう。

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4.高血圧症

遺伝、肥満、運動不足、飲酒、塩分の過剰摂取、喫煙、ストレスなどの複合的な原因により、血圧の上昇した状態(収縮期[最高]血圧140mmHg以上、または拡張期([最低]血圧90mmHg以上)が続く症状です。日本では高血圧の潜在的な患者数は約4000万人とも言われています。

高血圧をそのまま放置していると動脈硬化が進むことで、心筋梗塞や脳卒中などの危険な合併症を引き起こしやすくなりますが、その他にも頭痛や鼻血を引き起こすことがあります。

高血圧による鼻血は、通常の鼻血とは症状が異なります。「鼻腔の奥から出血がある」「大量の出血がある」「鼻血と同時に頭痛やめまいがする」など、通常の鼻血とは違うと感じた場合、速やかに医師に相談するようにしましょう。その他にも危険な病気が隠されている可能性があります。

5.副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔(ふくびくう)とは頬や目の周りにある骨の空洞部分のことです。その副鼻腔で炎症が発生することで膿(うみ)がたまっていく病気のことを副鼻腔炎(ふくびくうえん)と言います。蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれています。副鼻腔の炎症の原因となるのは、細菌、花粉、ダニ、カビなどです。

「何となくいつも息苦しい」「いつも鼻がつまっている」「ドロっとした黄ばんだ鼻水が出る」「鼻声が出る」「食べ物のニオイや味がわからない」などの症状がありますが、ときどき鼻血が出やすくなるというケースもあります。鼻の粘膜の抵抗力が下がってしまうからです。また、炎症が発生した場所によっては頭痛を引き起こすこともあります。

上記の症状に心当たりがある場合には蓄膿症の可能性を疑ったほうがよいでしょう。

6.上咽頭がん

上咽頭(鼻のつきあたり)にできる悪性腫瘍(がん)です。鼻づまり、鼻血、耳鳴り、難聴、頭痛、歯痛、視力障害などの症状で発覚するケースが多いです。それほど可能性は高くない病気ですが、頭痛と鼻血が同時に発生した場合には疑ってみたほうがよいかもしれません。

上咽頭は解剖学的な位置の問題で、外科手術をするのが困難な部位です。放射線照射や抗がん剤をなどを利用した治療が中心になります。

7.白血病

血液のガンとも言われる白血病は、骨髄で異常な白血球細胞が増殖することで、正常な白血球をつくることができなくなる病気です。最悪の場合は死に至ることもあります。

血液中で異常な白血球細胞が増殖すると、正常に止血作用が働かなくなります。そのため、白血病にかかると出血傾向という症状があらわれます。具体的には「頻繁に鼻血が出る」「歯茎から出血する」「アザ(内出血)ができやすい」などです。他にも発熱、貧血、リンパ節の腫れ、頭痛、関節痛、嘔吐などの症状があらわれることがあります。

頭痛と鼻血だけで深刻になる必要はありませんが、もし気になるのであれば病院を検査を受けたほうがよいでしょう。

8.熱中症

熱中症はご存知の通り、わたしたちの身体が高温多湿な環境に適応できないことで引き起こされる症状の総称です。

熱中症の初期段階では、めまい、立ちくらみ、発熱、筋肉のけいれん、筋肉痛、頭痛、大量の発汗、疲労感、倦怠感などの症状が確認できます。また、身体の体温が上昇することで、急激に血圧が上がるので、鼻の内部の粘膜から出血してしまうこともあります。

夏場に頭痛と鼻血が同時に発生した場合には、熱中症を疑ってください。死に至ることもある危険もありますから、すぐに応急処置をする必要があります。すぐにスポーツドリンクなどで水分補給をするなどの対処をしましょう。

最後に

いかがでしたか?頭痛と鼻血が同時に発生したときに疑うべき病気を解説してきました。

もちろん、単なる風邪などで頭痛と鼻血が同時に引き起こされることもあるでしょう。ただ頭痛と鼻血が同時に引き起こされるのは、身体からのSOSサインかもしれません。何らかの病気に心当たりがあったという方は、遠慮せずに医師の診察を受けるようにしましょう。

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