そういえば、ピン札の「ピン」って何だろう?

pinsatsu

以前に「意外と知らない新札(ピン札)を入手する7つの方法」という記事を書きました。そして、ふと疑問に思ったのが「ピン札の『ピン』って何だろう?」ということです。

けっこう何となく使っている言葉ですよね?そこで、「ピン」の語源や由来についていろいろと調べてみました。せっかくなので調べたことを記事にまとめておきます。

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「新札≠ピン札」説

わたしは今までずっと新札とピン札は同じものだと思っていました。ただいろいろ検索してみると、そもそも新札とピン札は異なるものという説明が出てきました。

それによると、新札は銀行で発行した未使用の新券のこと、ピン札は使用されてはいるけれど折り目のないキレイなお札のことでそうです。「新札≠ピン札」説ですね。

ただこの説には特に根拠らしいものがなく、イマイチ納得することができませんでした。さらに広辞苑で「新札」を引くと、「新たに発行された紙幣。また、まだ折り目のつかない新しい紙幣。ぴん札。」というように書かれています。広辞苑を信じるのなら、「新札=ピン札」ということです。

「ピン」はポルトガル語の「pinta」が語源だった!?

さらに調べていると、ピン札の「ピン」はポルトガル語の「pinta(ピンタ)」が語源という説が出てきました。

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ポルトガル語の「pinta」には「点」という意味があるため、天正カルタやサイコロの目の「一」を意味するようになりました。そして、それが転じて「第一」「初め」「最上」という意味を持つようになったそうです。

つまり、ピン札は「第一のお札」「最初のお札」「最上のお札」ということですね。こちらの説のほうが筋が通っていますし、有力だと思います。

なお、ポルトガル語の「pinta」は、英語の「point」にあたる単語です。

「ピンからキリまで」「ピンはね」

ポルトガル語の「pinta」が語源となっている日本語は、他にもいくつかあるようです。

「ピンからキリまで」

「最初から最後まで」「最上等のものから最下等のものまで」という意味の言葉です。「ピンキリ」なんて略したりもしますよね。

もちろん、「ピン」は先ほど説明したポルトガル語の「pinta」が語源です。そして、「キリ」は日本語の「きりをつける」の「きり(切り・限)」が語源です。

天正カルタは1~12まであり、1の札のことを「ピン」、12の札のことを「キリ」と呼びました。「ピンからキリまで」はこの天正カルタから由来しているという説が有力のようです。

ただ、 「キリ」は「十字架」を意味するポルトガル語「cruz(クルス)」が転じた語で、「十」を意味するようになり、「終わり」「最低」の意味になったとする説もあります。

「ピンはね」

「他人の利益の上前を先にとること」という意味の言葉です。「ピンはね」の「ピン」もポルトガル語の「pinta」が語源なんでそうです。

他人の利益の「一部」「一割」をとるというところから由来しているみたいですね。なお、「ピンはね」は漢字で書くと「一撥ね」と書くようです。

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